なぜ残すのか
木造校舎は人生に立ち止まった若者を何人も受け入れ、送り出してきた所。
ここに集まった若者たちの居場所。
そして心の拠り所。
実は木造校舎の被災は今回だけではありませんでした。
2011年の紀伊半島大水害では甚大な被害を受けました。
あの時は私たちはまだ小学生で、夏のキャンプが終わったすぐ後。
まだ残っていた大学生の若者たちが大活躍してくれました。
作業の写真
水が引いてからの復旧作業は、体力的にも精神的にも大変だったと思います。
翌年、ワークショップを開き、廊下や壁を新しい材料で修理してくれました。
そして2017年、再び台風による被害。
あの時小学生だった私たちは今、若者へと成長しました。今度は私たちの番です!
私たちにとって大切な場所、私たちと同じようにこの場所を必要とする人たちのために、これからもずっと残していきたい!そう思った有志によって、木造校舎を残し隊は設立されました。
小・中学生のころ